音楽発達心理士®養成講座の受講生(リトミック&ピアノ指導者)からのご要望
~ご要望~
毎日のレッスンの中で、毎週のように子どもの状態が変化してきます。
「先週まではこんなにイヤイヤ期じゃなかったのに」とか、「急に自信のないことに取り組まなくなった」とき、
お家で何かあったのか、成長の過程で起こりうる行動なのかを判断する基準となるものがほしいです。
お母さま方に「この時期は○○なのですよ」と説明するためにも、
音楽発達心理士®の教育カリキュラムでは、子どもの発達に沿ってどのようにコミュニケ―ション力を育むことができるのか知りたいです。
というご要望です。
確かに私がレッスンをしているとき、子どもに変化があったときは、まず子どもに音楽でアプローチをします。
そのあと対話で自分の気持ちを語るチカラのある子どもの場合は、しっかりお話を聞いていきます。
年齢が高い子どもの場合は、今の状態を自分でクリアできるのか、またはお母さまに伝えたいのか確認をして、
時が来たらお母さまに子どもの気持ちを伝えていきます。
受講生の皆さんは、発達段階や「発達の課題」がわからないので、適切な判断が難しいのでしょう。
発達課題とは、ハヴィガーストが用いた概念で「子どもに対して何を発達させるように働きかけたらよいかの目標となる」ことを言います。
子どものため、そして子育てを頑張っているお母さまに対して音楽で何かできることをしたいと考える先生方に、出来る限りの知識とノウハウをお伝えしてまいります。
次回「音楽発達心理士®養成講座第4期」は1月26日(金)です。