母子分離ってなんだろう?
母子分離は、子どもの正常な発達過程です。
成長に応じた「母子分離」が始まるための大切な時期は、1~2歳までの乳幼児前期であり「母子の愛着形成」をしっかり築くことが大切です。
この土台を築くことができればそのあとは、子どもたちは自らの力で社会性や自律性、そして知的学習意欲をもとに成長発達していくことになります。
分離不安って不登校に繋がるの??
母子分離がうまく行われなかった場合、それが不安に繋がって「分離不安から不登校へ」と考えられていた時代があるようです。
平成22年度の内閣府の資料「不登校児に関する諸説の推移」のスライドを見てみましょう。【参考資料:東京家政大学・大学院教授 相馬誠一】
不登校観の変遷
1950年代後半~ 分離不安型
1960~1970年 葛藤型
1970~1980 無気力型
1990~2000 脱学校型
2003年~ 生き方の問題
社会的自立に向けて
社会的自立を具体的に考えると、進路の問題と「生きる力」が子どもの課題として挙げられています。
社会的自立とは、就職に繋がるまでの進学も含めて、集団の場での対人関係がスムーズにいくかということですね。
それらが問題となり持続された場合は、ひきこもりや自殺にまで繋がる可能性のある社会問題として、内閣府の資料から読み取ることができました。
分離不安症になる前に
音楽発達心理士の指導を受けている子どもたちは不登校にはなりません。
なぜかというと、ピアノレッスンやコンサートなどでお母さまがたは子育て心理学のお勉強をしています。
子どもに少しでも不安な様子が見られた時には、お母さんが子どもの不安に気付き、そしてどのように対応したらよいか専門家や他のお母さま方と一緒に考えます。
だから、子どもたちは不安になるときがあっても、親子で基本的信頼を築きながら自分の力で自信をもって考え行動することができるようになります。
でも言葉やコミュニケーションの障害のある子どもの場合、障がいのない子どもに比べて、自分だけの力でこれらの能力を自然に、年齢と共に獲得することは難しいということは親御さんに知っていてほしいことなのです。
子どもとの愛着が心配な親御さんのための子育て相談は
親子ピアノレッスンのページをご覧ください。
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そして、0歳からの親子サロンコンサートin馬車道
次回 第7回は4月20日(土)11時~
第6回コンサートの様子はこちらをご覧ください。