みなさんは「音楽発達心理士」って聞いたことがありますか?

音楽発達心理士とは、音楽で心の発達を促す心理士になります。

名称すべてが漢字なので、難しそうなイメージをお持ちになられた方もいらっしゃると思いますが、実は行っていることは音にふれ、音で遊び、味わうといった内容で、決して難しいものではありません。

音楽発達心理士の役割は、いくつかあります。そして現在、大きく分けると子育て中の親子の方向けと音楽に関わる専門家向けの活動を行っています。

まず、子育て中の親子の方には、生後1歳から体験できる音の教室を行っています。内容はというと親子にまずは音を味わい、音を感じてもらうこと。親子の中には、お子さんが発達障害をお持ちの方も含まれます。

もう一つは、音楽で発達をサポートする方法をたくさんの方に伝えていくこと。そして音楽が大好きな親子さんと子育てに関わる色々な人、先生たちを繋げることです。

その中には子育て中のお母さんや、いろいろな先生が含まれます。

音楽の力は本当にすごいです。

私が教えているお子さんの中には、発達障害をお持ちの方もいらっしゃいますが、そういったお子さんが音楽と触れることによって変わっていき、今までできなかったことができるようになった瞬間を私は何度も見てきました。

音は目に見えないけれど、不思議な力を持っているように思います。

この本ではそんな音楽の力と、それを扱う音楽発達心理士についてご紹介させていただきます。

子育て中の方、お子さんが発達障害をお持ちの方、幼稚園や保育園、小学校などの先生方、心理関係のお仕事をされている方などにも参考になる内容だと思います。

【目次】
はじめに
第1章 音楽には人を発展させるすごい力が宿っている
◆音楽は人の心を動かす
◆音楽発達心理学とは「コミュニケーション心理学」
◆今行っている講座(レッスン)内容について
第2章 子育て中のお母さんとお子さんへ
0.1.2歳のための音を五感で感じるクラス
◆幼いうちから本物の音に触れる
◆「できなくても大丈夫」ということを経験する
◆1歳からのどれみクラスってなに?
◆幼い頃から音楽を通じてコミュニケーションを学ぶ
◆赤ちゃんのときほど「言葉がけ」だけでなく「歌いかけ」も
◆赤ちゃんの聴く力は0歳の頃から発達している
第3章 自然と言葉がでてくる親子のピアノ遊び
◆発達障がいをお持ちのお子さんが増えてきて
◆コミュニケーションは言葉だけではない?
◆親が変わると子どもが変わる
第4章 音楽発達心理士のピアノレッスンを受けた親子さんの体験談
◆【体験談1】10年かかっても、障がいがあっても親子でピアノを弾けるようになりたい!
◆【体験談2】1歳からのどれみクラス体験
第5章 親と子の「聴くチカラ」を育てることでコミュニケーション力をアップ
◆音楽発達プログラムのステップに「聴く」ことを
◆あなたは子どもの話をちゃんと聴けますか?
◆レジリエンスを高めることは良いこと?
◆今日からあなたも、「おうちカウンセラー」
◆学校や特定の場所では離せなくなってしまう「場面緘黙」
◆ピアノの先生もこんなことに困っている
◆先生のお困りごとをお聞きします
◆先生自身のメンタルもケアしてほしいから作った「音楽発達相談室」
第6章 子どもの心の発達を決して諦めない音楽発達心理士ペアレントの座談会」
◆障がいのある子どもへのレッスン例
【レッスン事例1:メイちゃん】
【レッスン事例2:アオイくん】
第7章 音楽発達心理士ペアレントの資格をもつお母さんとの座談会
◆こんなピアノの先生に習いたい!音楽発達心理士ペアレントが伝えたいこと
【音楽発達心理士ペアレント座談会】
「今は笑っていられるけれど・・・」
あとがき

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