今日は、思春期、青年心理学で大切な概念である
エリクソンの「モラトリアム」のお話を少しだけ。
心理学では、「モラトリアム」の時期はとても大切な時間だととらえています。
多くは思春期に差し掛かる大学生のころ、子どもたちはいろいろと迷い悩み考えます。
この時期がとても大切なのです。
子どもたちのピアノレッスンのなかでは、多くの子どもたちが
進路や仕事や、友達関係で悩み迷いについてたくさん語ってきます。
「モラトリアム」の時期にたくさん迷い、その気持ちにきちんと大人が関わることが必要です。
まだこの時期の子どもたちは、自分の考えがどこからきているのかわかりません。
だから、大人が一緒に考えてあげることで、子どもたちは社会に出ていく手掛かりを得るのです。
たとえば発表会では、一人一人が自分たちで考え、そして動いて音楽表現を創っていきます。
このとき異年齢であることも大切な条件となります。
今日12月7日は、湘南第一期生 音楽発達心理士®養成講座です。
音楽発達心理士®取得を目指して、相談実習や観察実習を受けています。
そして音楽子育て支援事業「おとわんクリスマス」では、専門性をもった「音楽発達心理士®」が
子どもひとり一人の音楽的発達を促します。
プログラム
1.わらべ歌あそび&トーンチャイム演奏
2.手遊び
3.絵本でmusicセッション
4.手拍子あそび
5.クリスマスソングで演奏体験
6.子育てに活かす音楽の使い方&発達心理学のお話
場所:みなとみらい線馬車道、JR線関内駅徒歩5分
横浜メディア・ビジネスセンター6階 F‐SUSよこはまセミナールーム
参加費:親子一組2000円(大人一人で、子ども二人の場合はご相談ください。スタッフが対応いたしますが、先着順とさせていただきます。)