10月19日(金)山野楽器 武蔵小杉店主催
2回目の「ピアノの先生向け 発達心理学セミナー」を開講いたしました。
1回目もご参加いただいた先生方と新しくご参加された先生方が
一緒により多くの学びを得ていただくため、
音楽発達心理士®が用いている
8つの発達段階の中の4.5番目
「2歳から就学前の子どもたち」の発達を中心にお話いたしました。
1人1人の先生がたの
レッスンの中の「困った!」に対してみんなでディスカッションしながら、
今の「困ったこと」が実はその前はどうだったのだろう?
そして何年後にはどのようになってほしいのだろう?
ということをお伝えしてまいりました。
8つの発達段階を見ていただければわかるように、
ピアノの生徒さんのほとんどが10年以上通われていますね。
幼稚園、中学、高校は3年間。小学校は6年間。
でも、一人の先生がずっと同じ子どもの成長発達を観ていることはないと思います。
私たちピアノの先生は、
子どもが2歳から、本当に小さい時から、
お母さんお父さん以外の大人のモデルとして、
多くは個別に1対1で関わることができる大切な存在であることをお話いたしました。
毎回、先生方からご質問が多く上がる
「困ったことがあったとき、
どこまで子どもに伝えたら良いのか、
親御様にはそれを伝えてもよいのか」
年齢によるものなのかわからないというお声を多くお聞きします。
今回は、「道徳」について絵本を使ってディスカッションしました。
2歳~3歳ころの子どもたちは
道徳性や社会性の芽生えがはじまる時期なのです。
それをしっかりと頭にいれていただきながら
音楽を通して大切な子どもの発達、そして教育の柱を育んでいただきたいと思っています。
次回は、いよいよ児童期(小学校)の子どもたちの発達に入ってまいる予定です。
乳幼児期の子どもたちの音楽的発達を知ったうえで
今目の前にいる、大きな生徒さんの指導に役立てていただける内容になってまいります。
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音楽発達心理士®入門講座は随時開講しております
音あそびで子どものコミュニケーションの発達を促す専門家。
次回は、10月23日(火)18時10分~の部
10月24日(水)18時10分~の部
10月26日(金)18時10分~の部
午前の部のご希望など、ご相談に応じますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。