ピアノの先生向け発達心理学セミナーのご感想で
「本日の講座で興味を持たれたこと」で多かったのが
「発想の転換」についてのお話しでした。
- 発想を転換することでお互いがスムーズな関係が築けるようになれたら嬉しい。
- 発想の転換!!
- 考え方、見方の転換は目からウロコだった。レッスンに繋げていこうと思う。
発想の転換とは、先生方が「困った」と思っていることを、別の角度から考えてみようということですね。
「なんでいつもこうなっちゃうのかしら、困ったなあ~」
「いつまでこの状態が続くのかしら・・・・」
「お母さまが気付いてくれないかしら・・・」
と一人で考えていても、どんどん子どもの「困った行動」に目がいってしまうのです。
でも、セミナーではグループごとに先生方の「困った」と思っていることを
「そうだったんだ!!」に変えるヒントを差し上げました。
この裏付けが、発達心理学や教育心理学、そして交流分析理論というコミュニケーション心理学となるわけです。
ピアノを教えるときにはそこに、認知心理学の視点も入ってきます。
このように考えるとピアノの先生のお仕事は、ただピアノを教えるだけではなく、
子どもの発達に大いに寄与する大切な役割を果たしていることがわかるのではないでしょうか。
先生方が「困った」と感じていることをそのままその子の「マイナスイメージ」のまま持っていると
生徒さんとの関係は楽しいものにはならないはずですね。
ピアノを教える中で「必ず子どもは良い方向へ変わるのだ」と信じて関わることができれば
日々のレッスンがとても楽しくて仕方がないわけです。
音楽発達心理士Ⓡの「音あそび」は、子どもの発達段階に合わせてアプローチすることができ
簡単に子どもの行動を変えることができます。
次回は、「先生が困っていたことが、セミナーに参加したら自然にやらなくなりました!」というご感想の意味をお伝えします。
次回の音楽発達心理士Ⓡ養成講座は10月開講です。
まずは入門講座でお待ちしております。
入門講座の開講日程をご覧ください。⇖