発達心理学を学びたいママのための「子育てピアノカレッジ」
コミュニケーション力がアップするプチ発達心理学講座
言葉の発達とコミュニケーション力を育むには、小さい時から親子で楽しく遊ぶことがとても大切です。
お母さん!お子さんとしっかり見つめあい、向き合ってお母さんのお顔を見せながらたくさん話しかけてあげましたか?
赤ちゃんは言葉を話せなくても、たくさんのことを心の中で考えてそれをいつかお話したいなあと思っています。
お母さんがしっかり顔を見て「いつでもお話聞かせてね」と赤ちゃんに伝えることで、「早くお母さんやお父さんとお話したいなあ」と思うのでしょう。
この期間に、ママが赤ちゃんにどれだけたくさんの笑顔を見せてあげるかがとても大切なのです。
そして赤ちゃんの心にたくさん寄り添い、話しかけたり、歌いかけてあげるかによって、赤ちゃんの心が豊かになる土台ができるスピードが変わるのです。
このころに親子で積み重ねた経験は、いずれ成長したときに人を信じられるようになる「心の基」となり、それがしっかりできた子どもは、安心してお友達と遊んだり色々な人とコミュニケーションをとることに興味が持てるようになります。
軽度発達障害ってなに?とちょっと気になるママのためのプチ発達心理学講座
いじめ、不登校、引きこもりって??聞いたことがあるのではないでしょうか。
子どもの心の発達を理解するとき、「いじめ、不登校、引きこもり」も知っておいてください。
軽度発達障害と言われる子どもたちの多くは、見た目では障害があるのかどうか、わかりにくいことが特長です。
親も先生も子どもに障がいがあることに気づかないけれど、本人はなんだか変だな?と気づいています。
でもまだ子どもたちは、自分が「なんか変?」ということを上手に言葉で伝えることが苦手です。
このような子どもたちは、色々な側面でたしかに能力はあるのです。
知的な明らかな遅れが見られないことも多く、逆にすごい!!才能が見えたりします。
たとえば音楽だと、一回聞いただけなのにピアノで弾くことができたり、
とてもクリエイティブな発想でアレンジしながら何時間もピアノを弾き続けたり。
すごいんだけど、でもちょっと他の子どもと違うかな?とお母さんが気付くようになります。
幼稚園や学校では、騒いだり歩き回ったりすることなく、どちらかというとおとなしい様子なので、先生も子どもの困りごとにあまり気づくことがありません。
引きこもりに繋がる子どものSOSを見逃さないで!
社会性やコミュニケーションが苦手な子どもたちは、お友達とどのように遊んだらよいか、ルールや社会の常識を学ぶ機会が極端に少ない環境で育っている傾向が見られます。
それはなぜでしょうか?
言葉やコミュニケーションの遅れが見られる子どもたちの多くは、
幼稚園や保育園で同年代の子どもたちと一緒に遊ぶ経験も極端に少ないのです。
軽度発達障害の子どもたちは、お友達とは離れた場所で、暴れることもなく人と話すこともなくただ自分の好きなことをやって楽しんでいるのかもしれません。
その反対に、お友達の気持ちを理解できず、一方的に話し続けたりするのでお友達に嫌がられてしまう子どもたちもいます。
あの頃のことは話たくないんだ・・・・
遅れが少ないけれど発達障害をもつ子どもに聞いたことがあります。
「いつからお友達と話すことが楽しくなったの?」
その子は言いました。
「ピアノを弾けるようになって、合唱祭の伴奏者に選ばれるようになったら、みんなが話しかけてくれるようになったんだ。
だから○○も自然と話すようになったんだ」って教えてくれました。
障害をもつ子どもが大きくなると
「引きこもり」の状態の小さな子どもたちに勇気を与える言葉かけをたくさんしてくれます。
お気軽にお問い合わせ、お申込みお待ちしております。