人見知りが激しくて心配なママ、パパへ。ご感想Vol.5
ピアノも習わせましたが、私から離れられずに、1ヶ月で辞めてしまいました
LINE@読者のかたからのご相談を頂きましたのでご紹介します。
ご本人から、公開の承諾を頂いておりますが、個人が特定されないよう複数のよくあるケースを混ぜております。
ケース1:ピアノも習わせましたが、私から離れられずに、1ヶ月で辞めてしまいました。
ケース2:体験レッスンの間中お母さまの膝の上にのったままでした。ピアノを弾くときも椅子に座るお母さまの膝の上でした。
ケース3:小学校に上がって、ひとりで学校に行けず、毎日学校の校門まで送っています。
ご相談者のケース1のお子さんは、ピアノのレッスンを辞めてしまわれたとのことですが、ケース2,3はレッスンを開始し、一人でレッスンを受けられるようになりましたし、学校も1人で行かれるようになりました。
人見知りが激しいとママにべったりするって本当ですか?
白百合女子大学教授の田島信元先生のご著書をヒントに考えてみましょう。
人見知りをあまりしない子どもと激しくする子どもでは、不安の感じ方に差があります。
1.積極タイプ:泣くときは大泣きをしやすい。2.慎重タイプ:泣くときは弱弱しく、長泣きしやすい。
(引用参考文献:子育てのどうして? 田島信元・田島啓子共著)
3つのケースのお子さんは、慎重タイプのお子さんと思われます。
このタイプのお子さんは、感受性が豊かで、不安を感じやすいようです。
ピアノの演奏には大切な感受性が豊かであること、でもその裏に不安を感じやすいというお子さんの特性があるとしたら、不安に対しての上手な対処法を学んでほしいと思います。
慎重なのは、とても良いことですよね。
でも問題なのは、それが度を越してしまい、ママと一緒じゃないと何もできない・・・と思ってしまうことです。
子どもが泣いているときは根気よくつきあい、休ませてあげるなど、寄りそうしかないと言われて、正直辛いです
子育てピアノカレッジでは、お母さまがたの疑問や不安を共有するために情報交換をしています。
子どもに寄り添いたいけれど、毎日のことでお母さんも疲れてしまいますよね。
でも公的な相談を受けていると、「子どもに寄り添ってあげてください」と言われるというお母さまが多くいらっしゃいます。
お母さまたちからのメッセージ
♫ 自分が疲れているとき、子どもに同じ表情をされると辛い感情になるのは普通です。
♫ ダメなことじゃないですよ
♫ 子どものことを考えているからこそ、そう感じることもあるのでは。
♫ 泣きたいときは、一緒に泣いてスッキリする。
♫ 自分が親として子どもにどう接したらよいかわからないとき、子どもが泣き叫んでいたら自分もどうしたらよいかわからなくなる
知らない人に会うのはドキドキするのが当たり前!
慎重タイプの子どもの場合は、本当にドキドキするのだ思います。
知らない場所に行ったり、知らない人に会う時、ドキドキするのは当たり前ですよね。
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子育てに悩んでいる親御さんに知っていてほしいご質問があれば、みなさんの子育てにヒントになるようにお応えしていきたいと思っています。